最近娘が幼稚園のお芋ほりで大量のさつまいもを持ち帰ってきたの🍠
さつまいもって美容にいいって聞くけど、お通じが良くなるぐらいしか知らないのよね。
さつまいもは、秋冬の味覚として多くの人に愛されていますが、その甘みやホクホク感だけでなく、実は美容や健康にも多くのメリットをもたらすスーパーフードです。また品種によって味や食感、栄養価に違いがあり、自分の目的に合った品種を選ぶことで、より効率的に美容効果を得ることができます。
今回は、さつまいもの代表的な品種ごとの特徴や栄養素、美容とダイエット効果を徹底解説します!これを読めば、さつまいも選びが楽しくなること間違いなしです。さらに美容効果を高める食材の組み合わせやおすすめレシピをご紹介します!
さつまいもについて
さつまいもは、中南米が原産で、16世紀にスペインやポルトガルの航海者によって世界中に広まりました。日本には、1600年代に中国経由で伝わり、九州の薩摩地方(現在の鹿児島県)で栽培が始まったことから「さつまいも」と呼ばれるようになりました。
分類上は、ナス科やジャガイモとは異なり、ヒルガオ科サツマイモ属に属する植物です。サツマイモには多くの品種があり、日本では「紅あずま」「安納芋」「紅はるか」などが特に人気です。
ねっとりとした食感の焼き芋大好き❤❤❤
さつまいもの主な美容効果
1. 美容面での効果
- 美肌効果:さつまいもに含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートし、肌のハリとツヤを保ちます。ビタミンCは加熱に弱いイメージがありますが、さつまいもに含まれるビタミンCは、デンプンに守られているため、熱にも比較的強いのが特徴です。
- アンチエイジング:βカロテンが体内でビタミンAに変換され、肌を健康に保つ働きがあります。抗酸化作用も強く、シワやたるみを防ぐ効果が期待できます。
- 腸内環境の改善:食物繊維が豊富で、腸内環境を整えることで、肌荒れを防ぎ、健康的な肌を維持します。
2. ダイエット面での効果
- 低カロリー・高満足感:さつまいもは低カロリーなのに満足感が高く、ダイエット中のおやつや食事にも最適です。特に間食に置き換えることで、無理なくカロリーコントロールができます。
- 脂肪燃焼効果:ビタミンB6が脂肪の代謝を助け、エネルギーを効率的に使うサポートをします。
- むくみ解消:カリウムが豊富なため、体内の余分な水分を排出し、むくみを軽減します。特に塩分の多い食事を摂りがちな現代人には嬉しい効果です。
注意点
さつまいもは栄養豊富で美容効果も高いですが、食べ過ぎには注意が必要です。
- カロリーの摂りすぎ:適量ならダイエットに効果的ですが、食べ過ぎるとカロリーが過剰になり、逆に太る原因になることも。
- 胃腸に負担をかけることも:さつまいもに含まれる食物繊維は、過剰に摂取すると胃腸に負担をかけることがあります。適度な量を心がけましょう。
さつまいもの品種ごとの特徴と栄養素
さつまいもには多くの品種があり、それぞれに特徴的な味や栄養があります。ここでは、代表的な6つの品種を紹介します。さつまいもを購入する際の参考にしてください。
紅あずま(べにあずま)
特徴
- 日本で最も一般的な品種で、焼き芋や天ぷらによく使われる
- 皮が紅色で、肉質は黄色
- 甘さは控えめで、しっとりとした食感が特徴
栄養素
- ビタミンCが豊富で、美肌効果や免疫力を高める作用があります
- 食物繊維も多く含まれており、便秘解消に役立ちます
- カロリーは比較的低めなので、ダイエット中にも向いています
安納芋(あんのういも)
特徴
- 鹿児島県・種子島原産の品種で、非常に甘い
- 加熱すると、しっとりしたクリームのような食感に変わり、糖度が高い
- 焼き芋にすると、蜜が出てくるほどの甘さが特徴
栄養素
- βカロテンが豊富で、肌や目の健康をサポート
- ビタミンEも含まれており、抗酸化作用が強く、アンチエイジングに効果的
- 糖度が高いため、エネルギー補給には最適ですが、カロリーは他の品種よりも高め
紅はるか(べにはるか)
特徴
- 紅あずまよりも甘く、ホクホクとした食感
- 名前の通り、「はるかに甘い」と言われる品種で、糖度が非常に高い
- 焼き芋やスイーツに使われることが多い
栄養素
- カリウムが豊富で、体内の余分な水分を排出し、むくみを防ぐ効果があります
- ビタミンCが熱に強く、焼き芋にしても栄養価を保てる
- 甘さが強い分、エネルギー補給には最適ですが、糖質が高いので食べ過ぎには注意
シルクスイート
特徴
- 比較的新しい品種で、名前の通り、絹のようななめらかな食感が特徴
- 甘みが強く、しっとり感とホクホク感のバランスが良い
栄養素
- ビタミンB群が豊富で、エネルギー代謝をサポートし、疲労回復に効果的
- 食物繊維も多く含まれており、腸内環境の改善にも役立ちます
- しっとりとした食感なので、糖度は高めですが、消化が良く、胃腸に優しい
紫芋(むらさきいも)
特徴
- 皮も中身も鮮やかな紫色をしているのが特徴
- 甘さは控えめで、ホクホクした食感
- 加熱しても色が鮮やかなまま残るため、スイーツなどに使われることが多い
栄養素
- アントシアニンという強力な抗酸化物質が豊富で、眼精疲労や生活習慣病予防に役立ちます
- 食物繊維が多く、腸内環境を整える効果が高い
- ビタミン類は他のサツマイモよりも少ないものの、抗酸化作用による美容効果が期待できます
金時芋(きんときいも)
特徴
- 石川県や徳島県などで主に栽培されている品種
- 紅あずまと似た形状で、ホクホクとした食感と上品な甘さが特徴
- 天ぷらや煮物に適しており、家庭料理によく使われる
栄養素
- ビタミンCやビタミンB1が豊富で、美肌効果や疲労回復をサポートします
- カルシウムやマグネシウムも含まれており、骨や歯の健康を保つのに役立ちます
- エネルギー源としても優れた食材ですが、糖度は比較的低めです
さつまいもと合わせてさらに美容効果が上がる組み合わせ3選
さつまいも × りんご
りんごは、食物繊維やビタミンCが豊富で、抗酸化作用も高く、美肌に効果的な果物です。特にペクチンという食物繊維が腸内環境を整え、デトックス効果があります。さつまいもの食物繊維とりんごのペクチンが組み合わさることで、腸内環境をより効果的に整え、便秘改善や肌荒れ防止に役立ちます。ビタミンCの相乗効果でコラーゲン生成も促進され、シミやくすみを防ぎ、透明感のある美肌に導きます。
おすすめレシピ
整腸作用★バター香る林檎とさつま芋の甘煮
おやつにもお弁当にも大活躍のさつまいもと林檎の甘煮☆
最後にバターを加えることで、コクと風味をプラス♡
さつまいもの食物繊維とりんごのペクチンが組み合わさることで、Wで腸内環境を整え、便秘改善や肌荒れ防止に役立ちます。
仕上げのバターが一気に味を底上げしてくれますよ♪
トーストしたパンにのせても美味しそう❤
さつまいも × 豆乳
豆乳は、植物性タンパク質や大豆イソフラボンが豊富です。大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをするため、ホルモンバランスを整えるのに役立ちます。さつまいもと豆乳の組み合わせは、肌のハリや潤いを保つのに最適です。豆乳に含まれるイソフラボンはコラーゲンの生成を助け、シワやたるみの予防に効果的です。
おすすめレシピ
優しい甘さ♪さつまいもと豆乳のごま味噌汁
さつまいもの自然な甘さと豆乳のまろやかなコクが絶妙にマッチした、心も体を温める一杯。
さつまいもはビタミンCや食物繊維が豊富。豆乳の植物性タンパク質も加わり、栄養バランスも抜群です。さらに、仕上げのすりごまが風味を引き立ててくれます。
豆乳とさつまいもの相性は抜群♪いつもの味噌汁がごちそうになりますよ🍠
さつまいも × きな粉
きな粉にはビタミンEが多く含まれ、肌の炎症を抑えたり、老化を防ぐ抗酸化作用があります。また、きな粉の食物繊維は腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。さつまいものビタミンCと組み合わせることで、肌の健康や美しさをより一層サポートする効果が期待できます。
おすすめレシピ
おやつにピッタリ!さつまいもきな粉
素揚げしたさつまいもにきな粉と砂糖をまぶした、手軽で美味しい和風スイーツ。外はカリッと、中はホクホクのさつまいもに、きな粉の風味と砂糖の甘さがマッチしてパクパク食べちゃう美味しさ(^^)お子様のおやつやティータイムのお供にぴったりです。温かいままでも、冷やして食べても美味しいので、ぜひお試しください!アイスを添えても最高♡
素朴な甘さが後を引いて、味見が止まらないのよね~
絶対アイス添えて黒蜜かけて食べる!!
まとめ
さつまいもは、美容と健康に優れた効果を持つスーパーフードです。美肌やアンチエイジング、ダイエットなど、さまざまな悩みにアプローチしてくれる頼もしい存在です。さらに、他の食材と組み合わせることで、その効果をさらに高めることができます。たとえば、りんごや豆乳との組み合わせで、腸内環境の改善や肌の潤いをサポートしてくれます。さつまいもにもいろいろな品種があり、それぞれ甘さや食感、栄養も異なるので、好みや目的に合わせて選んでみて下さいね。ぜひおすすめレシピも参考にしてください♪
今年はさつまいもが豊作で、去年よりも大きく、値段も下がっているんだって
いろんな種類を食べ比べするのも楽しそうだね💕
おまけ★「干しいも」ってすごいんです!!
地元茨城では「乾燥芋(かんそういも)」ってみんな呼んでたけど、干しいもが一般的なのかな?
確かに大学時代東京に上京したとき「乾燥芋」って言ってもみんなに伝わらなかったな(笑)
おやつとして子どもの頃から当たり前に食べていた干し芋だけど、最近美容面でも注目されていて、どんどん知名度が上がっているんだよね♪
干しいも(ほしいも)は、蒸したサツマイモを乾燥させた加工食品で、別名「乾燥いも」や「甘藷切干」とも呼ばれます。薄切りのほか、丸干しや棒状などもあります。発祥は静岡県とされ、日本国内の総生産量の約9割を茨城県が占めています。
干し芋は、シンプルな食品ですが、美容効果が豊富で注目されています。
干しいものスーパーパワー
1. 美肌効果
干し芋には、ビタミンCやビタミンEが豊富に含まれており、これらは抗酸化作用を持っています。ビタミンCはコラーゲンの生成を促進し、肌のハリやツヤを保つのに役立ちます。また、ビタミンEは紫外線や活性酸素による肌ダメージを防ぎ、シワやたるみなどのエイジングケアに効果的です。
2. 腸内環境の改善
干し芋は食物繊維が非常に豊富です。不溶性食物繊維が便通を促進し、腸内環境を整えることで、便秘を解消し、結果として肌荒れを防ぐことができます。腸内が健康であることで、肌トラブルも減り、全身の美容に良い影響を与えます。
3. ダイエット効果
干し芋は満腹感が得やすく、自然な甘みがあるため、砂糖を使ったお菓子の代わりに食べることで、カロリーコントロールに役立ちます。また、干し芋に含まれる食物繊維が消化をゆっくり進めるため、血糖値の急上昇を防ぎ、食欲の抑制にも効果的です。
4. むくみ解消
干し芋は蒸しただけのさつまいもに比べ、約2倍ものカリウムを含んでいます。カリウムは、体内の余分な塩分や水分を排出する作用があり、むくみの解消にも役立ちます。これにより、体がスッキリし、美しいラインを維持しやすくなります。
スライスした干しいも美味しいけど、ぜひ丸干し芋を食べてほしい!!私は断然丸干し派です✨
表面をかるく炙ると香ばしくなって最高なんだよね🍠💕
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